日本語教育能力検定試験問題の解説

日本語教師になるには過去問です。大学で日本語教育課程を専攻していない人が日本語教師になるには①日本語教師養成講座420時間コース受講か②日本語教育能力検定試験合格です。独学でも日本語教育能力検定試験に合格できます。日本語教育能力検定試験では似た問題が繰り返し出題されるので日本語教師になるには過去問に慣れることが大事です。本ブログではH23以降の日本語教育能力検定試験を分かりやすく解説しました

タグ:自動詞

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平成27年度日本語教育能力検定試験Ⅱの問題6は【学習者の発話の誤り】です。

1番
「決める」と言うべきを「決まる」と言っているので、自動詞と他動詞の混同で、cが正解です。

2番 
「分かります」を「分かられます」と言っているので、可能表現の誤りで、bが正解です。

3番 
「伺うのは」を「伺いのは」と言っているので、動詞の活用の誤りで、aが正解です。

4番
報告する場面では、「ものすごい」ではなく「著しい」などの言葉を使うべきなので、スピーチスタイルの誤りで、aが正解です。

5番
「卒業したら」と言うべきを「卒業すると」と言っているので、接続表現の誤りで、bが正解です。

6番
「私にとって」と言うべきを「私のために」と言っているので、複合助詞の誤りで、aが正解です。

7番
「休ませてもらいたいんです」と言うべきを「休んでもらいたいんです」と言っているので、使役表現の不使用で、cが正解です。

8番
「最も重要なのは毎日日本語を話します」と言っているので、主語と述語がねじれています。正しい述語は「話すことです」。
よって、cが正解です。
 
 

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試験Ⅰ問題1 他と性質の異なるもの(五肢択一)の続きです。

⑹は【擬音語・擬態語】です。
選択肢1,2,3,5は、実際に鳴っている音を表現しているので、擬音語です。
選択肢4は、実際に音は(あまり)鳴っておらず、その様子を表現しているので、擬態語です。 
よって、正解は4になります。


⑺は【語義の変化】です。
選択肢1,2,3,5は本来の語義からプラスの意味に変化しています。
1…『健康』は良いも悪いもあるが、「とても健康だ」は『健康が良い』という意味。
2…『お天気』は良いも悪いもあるが、「明日、お天気だったら」 は『お天気が良い』という意味。
3…『ご機嫌』は 良いも悪いもあるが、「いつもよりご機嫌」は『ご機嫌が良い』という意味。
5…『評価』は良いも悪いもあるが、「海外で評価されている」は『評価が良い』という意味。
一方で、選択肢4は、本来の語義のままで、プラスの意味はありません。
よって、正解は4なります。


⑻は【動詞の自他】です。
選択肢1,3,4,5は、自動詞と他動詞の組合せになっています。
1…他・自
3…自・他
4…自・他
5…自・他
一方で、選択肢2はいずれも他動詞です。
『つなぐ』の自動詞は、『つながる』です。
よって、 正解は2になります。


⑼は【受身形】です。
選択肢2,3,4,5は受身形です。
2…いやされる→いやす
3…まかれる→まく
4…ひかれる→ひく
5…つられる→つる
選択肢1は受身形ではありません。
1…まぎれる→まぎるとは言わない。
よって、正解は1です。


⑽は【形容詞構文と格表示】です。
形容詞を述語にする場合、
1…に積極的だ。
2…と親密だ。
3…に申し訳ない。
4…に厳しい。
5…に詳しい。
となります。
選択肢1,3,4,5はニ格ですが、選択肢2はト格です。
よって、正解は2です。 

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