平成25年度日本語教育能力検定試験Ⅰの問題3のAは【音声・国際音声記号・音素】です。

試験Ⅰの冒頭が例年と異なり音声記号じゃなかったので愕然としていたのですが、こんなところにいたんですね。平成25年度は大問で音声記号を扱ったので、冒頭の小問は変えたのだと思います。
ということはやはり音声記号は毎年出るようです。暗記必須ということでございます。日本語教育能力検定試験完全攻略ガイド第3版であれば、402頁に母音の一覧表が、436頁に子音の一覧表が載っています


(1)
[ɯ]は後舌非円唇狭母音なので、3が正解です。



(2)
「シ」の音声記号は[ɕ]なので、1が正解です。


(3) 
ラ行子音は通常、歯茎弾き音となりますので、正解は3です。


(4)
「環境に応じて具現化する」という意味がよく分かりませんでしたが、ヒューマンアカデミー著『日本語教育能力検定試験完全攻略ガイド第3版』436頁の一覧表から音声記号を書き出してみます。
1,ナ行の子音…ナヌネノ[n]、ニ[ɲ] 2つ。
2,ヤ行の子音…ヤユヨ[ j ] 1つ。
3,マ行の子音…マミムメモ[m] 1つ。
4,ハ行の子音…ハヘホ[h]、ヒ[ç]、フ[ɸ] 3つ。
よって、正解は4です。
他にハ行っぽい発音だと、[x]無声軟口蓋摩擦音(ドイツ語やスペイン語にある、せきをするような音(増補版 日本語教育能力検定試験 合格するための問題集p403)、[ɦ]有声声門摩擦音などがあります。


(5)
韓国・朝鮮語や中国語では、無声音と有声音の対立はなく(弁別的ではない)、無気音と有気音の対立があります(弁別的)(『日本語教育能力検定試験に合格するための基礎知識50』22頁)。
よって、正解は1です。


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