日本語教育能力検定試験問題の解説

日本語教師になるには過去問です。大学で日本語教育課程を専攻していない人が日本語教師になるには①日本語教師養成講座420時間コース受講か②日本語教育能力検定試験合格です。独学でも日本語教育能力検定試験に合格できます。日本語教育能力検定試験では似た問題が繰り返し出題されるので日本語教師になるには過去問に慣れることが大事です。本ブログではH23以降の日本語教育能力検定試験を分かりやすく解説しました

タグ:日本式

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平成25年度日本語教育能力検定試験Ⅲの問題16は【多言語対応とその限界】です。

問1 「外国人に対する言語サービス」に関する日本の現状についての問題です。
1,刑事裁判を受ける場合、法廷通訳は無料です。
2,運転免許試験を受ける場合、試験場によっては外国語でも受験することができます。
3,病院で保険診療を受ける場合、無料で通訳を付けるという制度はありません。
4,日本語を学びたい外国人はだれでも日本語学校へ通うための補助金が支給されるという制度はありません。
よって、正解は2です。


問2 
4,神奈川県川崎市は外国人が多いですが、「日系ブラジル人が集住する地域」ではありません。
中国 、韓国・朝鮮、フィリピン、ベトナム、インド、台湾の順に多いです。
よって、正解は4です。

詳しくは川崎市のウェブサイトをご参照ください。
 

問3「ローマ字」の表記のルールに関する問題です。
ヘボン式日本式訓令式の違いについては、ヒューマンアカデミー著『日本語教育能力検定試験完全攻略ガイド第3版』138頁に記載があります。
正解は3です。


問4 「外国人に限らず、日本人を含めてだれにも分かりやすい」を志向する考え方を選ぶ問題です。
1,グランドデザイン(全体構想)とは、大規模な事業などの、全体にわたる壮大な計画・構想(スーパー大辞林3.0)。
2,ハーモナイゼーションとは、①調和。調整。協調。②国際的に協力し、方法・方式・制度などを同じものにすること(スーパー大辞林3.0)。
3,ノーマライゼーション(ノーマリゼーション)とは、障害者に、すべての人がもつ通常の生活を送る権利を可能な限り保障することを目標に社会福祉をすすめること(スーパー大辞林3.0)。
4,ユニバーサルデザイン(UD)とは、障害の有無に関係なく、すべての人が使いやすいように製品・建物・環境などをデザインすること。1974年、アメリカのメースによって提唱された(スーパー大辞林3.0)。
よって、4が正解です。


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平成27年度日本語教育能力検定試験Ⅰの問題1は例年どおり、他と性質の異なるものの五肢択一です。

⑴【唇のまるめ】
冒頭は毎年、発音(読み)に関する問題です。
H25は、二字熟語の読み。
H23,H24,H26,H27は、音声記号でした。
確実に正解して勢いに乗りたいので、一覧表を使って音声記号の意味を暗記しましょう。不安な方は試験会場で一覧表を確認日本語教育能力検定試験完全攻略ガイド第3版であれば、402頁に母音の一覧表が、436頁に子音の一覧表が載っています。
また、過去の冒頭問題と比較しておくこともお勧めします。
平成23年度は【調音法】
平成24年度は【声帯振動】
平成25年度は【音読み・訓読み】
平成26年度は【調音点】

1,[e]非円唇前舌中母音
2,[ɯ]非円唇後舌高母音
3,[a]非円唇低母音
4,[ɔ]円唇後舌中母音
5,[i]非円唇前舌高母音
 よって、正解は4です。


⑵【アクセントの変化】
平成23年度日本語教育能力検定試験Ⅰ 問題1の⑶にも同じタイプの問題が出されていますので、比較してみてください。

1,れきし(低高高)+がく→低高高…最初の3拍のアクセントは変わりません。
2,かいしゃ(低高高)+いん→低高高…最初の3拍のアクセントは変わりません。
3,ゆうびん(低高高高)+きょく→低高高高…最初の4拍のアクセントは変わりません。 
4,でんき(高低低)+だい→低高高→最初の3拍のアクセントが変わりました。
5,こうこう(低高高高)+せい→低高高高…最初の4拍のアクセントは変わりません。 
よって、正解は4です。


⑶【ローマ字のつづり方】
1,chiはヘボン式
2,jiはヘボン式
3,shiはヘボン式
4,tsuはヘボン式
5,syuは訓令式と日本式
よって、正解は5です。


⑷【オノマトペの動詞化】
1,にやにやする
2,いらいらする
3,せかせかする
4,くよくよする
5,へとへとする×→へとへとになる
よって、正解は5です。 


⑸【接頭辞「新」の意味】
1,それまでなかった星。
2,それまで存在しなかった館。
3,使われたことのない品。
4,それまで存在しなかった商品。
5,それまで存在しなかった成人。
よって、正解は3です。 
 

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