平成25年度日本語教育能力検定試験Ⅰの問題3のBは【副詞】です。

副詞は大きく3つに分けられます。
1,様態副詞(情態副詞)…動詞を修飾し、その動作を詳しく説明する。
2,程度副詞…状態性の概念を修飾し、程度を表す。
3,陳述副詞…話し手の気持ちなどを表す成分と呼応する。誘導副詞ともいう。

副詞の3分類については、ヒューマンアカデミー著『日本語教育能力検定試験完全攻略ガイド第3版』81頁に詳しい説明があります。


(6)
1の「せっかく」は、話し手の気持ちを表す成分と呼応するので、陳述副詞です。
2の「さっぱり」は、分からない程度を表しているので、程度副詞です。
3の「ぐっすり」は、眠った様子を詳しく説明しているので、様態副詞です。
4の「ちょっと」は、すみませんの程度を表しているので、程度副詞です。
よって、正解は3です。
「ちょっと」は問題1の(3)に出てきました。このように本試験では同じ年度に同じワードが何度も現れることがあります。問題作成者の手抜き、ではなくて重要なワードを教えてくれる優しさに違いありません。  


(7)
1の「仰々しく」は、お辞儀の様子を詳しく説明しているので、様態副詞です。
2の「もしかすると」は、 話し手の気持ちを表す成分と呼応するので、陳述副詞です。
3の「ぎゅっと」は、抱きしめた様子を詳しく説明しているので、様態副詞です。
4の「ほとんど」は、食べなかった程度を表しているので、程度副詞です。
よって、正解は4です。


(8)
「話し手の伝達的態度や事態に対する認識、評価を表す」のは「陳述副詞」です。
よって、正解は1です。 


(9)
この問題の答えは、平成26年度日本語教育能力検定試験Ⅰの問題3のAの問題文にあります。
正解は3です。
なお、照応(しょうおう)は、代名詞や指示語を用いて何かを指すことです。平成26年度 日本語教育能力検定試験Ⅰ問題3のCの(14)で出題されました。


(10)
副詞と同様の働きを持つ「動詞のテ形」を探すには、副詞の働きを知らなければなりません。
副詞の働きとは、動詞や形容詞にかかって、その動詞や形容詞を詳しく説明することです。
1,「弾んで」が「長居」の理由として、単独で使われています。
2,「飲んで」が「歌った」と並列的に使われています。
3,「行って」が「行った」と並列的に使われています。
4,「黙って」が「見ていた」にかかり、「見ていた」様子を詳しく説明しています。
よって、4が正解です。

 

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