日本語教育能力検定試験対策本としてのオススメ度:★★★ 

日本語教育能力検定試験に合格するための社会言語学10
   

下記に列挙したように試験に出た(出そうな)テーマが広く浅く網羅されていますので、社会言語学関連に不安のある方は一読の価値がある参考書です。
もっとも、最近の「社会」は移り変わりがとても早いので、166頁以降の「ケータイと言語」(携帯電話の絵文字について説明されているが、現在はスマホとLINEである)など、情報が古いかな、という部分もありました。

・ポリティカル・コレクトネス(34頁)
・女のことば・男のことば(35頁)
・新方言とネオ方言(71頁)
・サピア=ウォーフの仮説(78頁)
・高低コンテキスト文化の違い(83頁)
・メタファーとメトミニー(89頁)
・日本人のコミュニケーションの特徴(94頁)
・協調の原理(115頁)
・ポライトネスの原理(117頁)
・やさしい日本語(138頁)
・外来語(152頁)
・言語政策(172頁)
・留学生受け入れ30万人計画(220頁)
・外国人居住者と日本語教育(240頁)
 

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