日本語教育能力検定試験問題の解説

日本語教師になるには過去問です。大学で日本語教育課程を専攻していない人が日本語教師になるには①日本語教師養成講座420時間コース受講か②日本語教育能力検定試験合格です。独学でも日本語教育能力検定試験に合格できます。日本語教育能力検定試験では似た問題が繰り返し出題されるので日本語教師になるには過去問に慣れることが大事です。本ブログではH23以降の日本語教育能力検定試験を分かりやすく解説しました

タグ:コミュニケーション能力の育成を重視した教授理念

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平成28年度日本語教育能力検定試験Ⅰの問題4は、【コミュニケーション能力の育成を重視した教授理念】です。

問5 学習者に様々な認知活動を促す「内容言語統合型学習(CLIL)」に関する問題です。
恥ずかしながら小生は、クリル(内容言語統合型学習)という言葉を全く知らず、この問いも分からなかったのですが、調べてみると、とても興味深い学習法であることが判明しました。
  
CLIL 新しい発想の授業 


上智大学とCLIL CLIL導入への軌跡と実践によると、
CLIL内容言語統合型学習)は、イマージョンとCBI(Content-Based Instruction、内容重視の言語教育)の中間で、科目教育と語学教育の両方の習得を目指すもの。非母語で科目を学ぶことで、科目内容・語学力・思考力・協同学習という四つの要素をバランスよく育成する教育法。

ということは、2が正解ではないでしょうか。
 
CLIL Japan Primaryのサイトも参考になりました。 

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平成28年度日本語教育能力検定試験Ⅰの問題4は、【コミュニケーション能力の育成を重視した教授理念】です。

追記 2017/1/22
解説を新たに書きましたので、宜しければ下記リンク先もご参照ください。

kyujin.nihongokyouiku.net




問4 コミュニケーション・ストラテジーの例として不適当なものを選ぶ問題です。コミュニケーション・ストラテジーといえば、ヒューマンアカデミー著『日本語教育能力検定試験完全攻略ガイド第3版』の262頁と298頁に一覧表が載っています。
CD付 日本語教育教科書 日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド 第3版 (EXAMPRESS) 
1,言語上の問題が起こったら、話題を違うものに変える
→コミュニケーション・ストラテジーの「回避」と存じます。 

2,難しい言語形式の使用を避けたり、言いたい内容を省略したりする。
→ コミュニケーション・ストラテジーの「回避」と存じます。 

3,母語を直訳したり、母語の語彙をそのまま使ったりする。
→コミュニケーション・ストラテジーの「言語交換」と存じます。

4,言語上の問題が起こっても、気にしないように自分を励ます。
→頑張れ! 頑張れ自分! 眠気に負けるな!→情緒や態度をコントロールするのは、情意ストラテジーではないでしょうか?

以上より、4が正解であると思料します。 

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平成28年度日本語教育能力検定試験Ⅰの問題4は、【コミュニケーション能力の育成を重視した教授理念】です。


問1「コミュニカティブ・アプローチ」の背景となる考え方を選ぶ問題です。

1,学習の初期段階では理解優先とし、目標言語で発言することへの心理的圧迫を避ける。→「理解優先」とくれば「コンプリヘンション・アプローチ」ではないでしょうか。詳しくは、平成26年度 日本語教育能力検定試験Ⅰの解説 問題4の問1をご参照されたい。

2,目標言語の音声や文法を習慣づけることで、母語の干渉をなくすことができる→「習慣」「母語の干渉」というキーワードからして、オーディオ・リンガルメソッドでしょうか。

3,言語学習は単なる習慣形成ではなく、学習者自らが帰納的に文法規則を見つけるものである。→学習者のアウェアネス(気づき)なしに真の習得は起こらないとするサイレント・ウェイでしょうか?

4,会話の中で意味交渉が生じることによって、言語習得が促進される。→実際のコミュニケーションを重視し、意思疎通ができるようになることを目的としたコミュニカティブ・アプローチでしょうか。

以上より、正解は4と思料します。


問2 現実のコミュニケーション場面に基づいた教材を使用し、実践的な言語活動を行う際に、必要とされる条件を選ぶ問題です。
現実のコミュニケーションといえば、
①インフォメーション・ギャップ(情報差)
②チョイス(選択権)
③フィードバック(反応)
の3点です。
詳しくは、ヒューマンアカデミー著『日本語教育能力検定試験完全攻略ガイド第3版』169頁。

1,対話の相手から否定証拠が与えられること→③フィードバック
2,発話者に情報の選択権があること→②チョイス
3,対話者間に情報の格差があること→①インフォメーション・ギャップ
4,対話者間のやり取りに真正性があること→何のことなのかよく分かりません。

よって、正解は4であると思料します。

追記)
コメントいただいたとおり、正解は1に訂正します。


問3「タスク中心の教授法」に基づく学習活動として不適当なものを選ぶ問題です。
4,パターン・プラクティスといえば、オーディオリンガル・メソッドじゃないですかー。
よって、4が正解であると思料します。 

追記 2017/1/21
 解説を新たに書きましたので下記のブログもご参照ください。

kyujin.nihongokyouiku.net


 

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