日本語教育能力検定試験問題の解説

日本語教師になるには過去問です。大学で日本語教育課程を専攻していない人が日本語教師になるには①日本語教師養成講座420時間コース受講か②日本語教育能力検定試験合格です。独学でも日本語教育能力検定試験に合格できます。日本語教育能力検定試験では似た問題が繰り返し出題されるので日本語教師になるには過去問に慣れることが大事です。本ブログではH23以降の日本語教育能力検定試験を分かりやすく解説しました

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平成26年度日本語教育能力検定試験Ⅰの問題2は例年どおり、【学習者の誤用と異なる種類の誤用】です。

(1) ン+→ヌ
1,ン+→ナ
2,ン+→ニ
3,ン+→ネ
4,ン+→ネ
4だけ、ン+母音じゃないので、正解は4です。


(2) 正しくは、寺巡っています。
1,正しくは、橋渡っています。
2,正しくは、旅館来ています。
3,正しくは、坂降りています。
4,正しくは、道通っています。
よって、正解は2です。


(3) 正しくは、「せっかくの休み」
1,せっかくですから、
2,せっかくだけど、
3,せっかくじゃないんだから☓→わざとじゃないんだから○
4,せっかくだから
よって、正解は3です。


(4) 正しくは「今年じゅう
1,勉強していた頃、
2,4月になる前
3,晴れている間
4,5時まで
よって、正解は1です。


(5) 正しくは「雨降ったら」
1,曲がったほう早く着けた。
2,気つくと、もう夕方でした。
3,田中さん買ったのはこの本です。
4,腰痛いから、休みます。
全ての選択肢が、「は」→「が」
これだけでは異なる種類の誤用がわからないので、もう一度見直すと、
選択肢2以外の「は」は、従属節に「は」は使えないという間違いであることに気づきます(詳しくはヒューマンアカデミー著『日本語教育能力検定試験完全攻略ガイド第3版』124ページ参照)。
選択肢2は、従属節ではありません。「〜したほうが」の一部の「が」です。
よって、正解は1です。

 

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平成24年度日本語教育能力検定試験Ⅰの問題3のEは【場所を表す格助詞】です。

⒄ 「を」の働きに関する穴埋め問題です。
「はしごを上る」の「はしご」は「到達点」ではありません。「着点」でもありません。「期間」でもありません。「経路」です。
よって、正解は3です。


⒅ 「に」と「へ」を比較した穴埋め問題です。
1、「は」などの取り立て助詞の前に来ることができるのは「に」です。
例…東京には行きません(他の場所なら行くことを暗示)。
なお、取り立て助詞とは、文中のある要素について、文には書いてない情報を表す助詞です。
例…私「は」日本人です(日本人ではない人がいることを暗示)。
  彼「も」日本人です(他にも日本人がいることを暗示)。

2、「の」を伴って名詞を修飾することができるのは「へ」のみです。
例…天国への片道切符。

3、物理的な移動を伴わない動詞と組み合わせることができるのは「に」のみです。
例…東京に住んでいます。

4,方向を表す名詞と組み合わせることができるのは「に」と「へ」です。
例…西へ行く、西に港がある。

よって、正解は2です。 


⒆ 主体の存在場所を表す「に」の具体例を探す問題です。
1の「に」が表しているのは「凧の存在場所」ですが、「主体」は子どもたちです。
2の「に」が表しているのは「存在場所」ではなく、「目的地点」です。
3の「に」が表しているのは「存在場所」ではなく、「目的地点」です。
4の「に」が表しているのは、「主体」である弟の「存在場所」です。
よって、正解は4になります。


⒇ 動作や出来事が起こる場所を表す「で」の具体例として不適切なものを探す問題です。
1の「で」は健康診断という「出来事が起きた場所」が病院であることを表しています。
2の「で」は表彰式という「出来事が起きた場所」が警察であることを表しています。
3の「で」は遠足という「出来事が起きた場所」が学校であることを表していません。遠足という出来事が起きた場所は学校以外のどこかでしょう。遠足とは学校の外に行くことですから。ここの「で」が表しているのは「原因・理由」でしょうか。
4の「で」は停電という「出来事が起きた場所」が図書館であることを表しています。
よって、正解は3になります。

なお、格助詞「で」の働きについて詳しいサイトは、
格助詞「で」
に・で、の使い分け!
があります。

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