日本語教育能力検定試験問題の解説

日本語教師になるには過去問です。大学で日本語教育課程を専攻していない人が日本語教師になるには①日本語教師養成講座420時間コース受講か②日本語教育能力検定試験合格です。独学でも日本語教育能力検定試験に合格できます。日本語教育能力検定試験では似た問題が繰り返し出題されるので日本語教師になるには過去問に慣れることが大事です。本ブログではH23以降の日本語教育能力検定試験を分かりやすく解説しました

カテゴリ:平成25年度日本語教育能力検定試験問題の解説 > 試験Ⅲ

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平成25年度日本語教育能力検定試験Ⅲの問題15は【異なる言語の話者が同じ社会で生活すること】です。

問1「高度人材に対するポイント制による出入国管理上の優遇制度」における「在留歴に係る永住許可要件の緩和」措置に関する問題です。
国はどのような人に一番住んでほしいかと考えれば解ける問題です。
一番来てほしいのはもちろんお金持ち(年収が多い人)です。税金がいっぱいとれるし、 たくさん消費してくれますから。
よって、正解は1です。
なお、実際に何か何ポイントになるかについては〈ポイント計算表〉をご確認ください。


問2 
1,共生は、共に生きる。言語共生は、複数の言語が共に生きる。
2,シフトは、移動すること、入れ替えること。言語シフトは、使用する言語が変わること。
3,言語衰退は、ある言語が衰退すること。
4,言語変化は、ある言語が変化すること。

言語選択に変化が生じる、つまり、使用する言語が変わっているので、2の言語シフトが正解です。


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平成25年度日本語教育能力検定試験Ⅲの問題15は【異なる言語の話者が同じ社会で生活すること】です。

問3「外国人学校・民族学校」に関する問題です。 
2,学校教育法第1条に基づく「一条校」として認定されれば、補助金や寄付控除を受けることができます。
よって、2が正解です。

詳しくは、多文化共生ポータルサイトをご参照ください。 


問4「ろう者の言語」に関して、手話について述べたものとして適当なものを選ぶ問題です。
1,2011年まで手話は法律上、言語として認められておらず、多くのろう学校でも日本語による口話教育が行われていましたが、日本手話が衰退したわけではありません(wikipedia)。

2,政府によって日本語対応手話による教育が推進されてはいません。
日本手話とは、ろう者同士の交流により生まれた日本語とは体系の異なる言語。
日本語対応手話とは、日本語の文法に手話の言葉を当てはめていくもの。ろう者にとっては、日本手話のほうが理解しやすい。詳しくは、日本手話と日本語対応手話についてをご参照ください。

3,生まれながらのろう者にとって、第一言語は手話であるのが本来の姿であり、日本語や英語などの音声言語・文字言語は第二言語といえます。

4,世界中の手話の構造は非常に似通ってはいません。ただし、韓国と台湾については、植民地時代に日本がろう学校を設立したため、日本手話の影響がみられるそうです。

よって、正解は3です。

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平成25年度日本語教育能力検定試験Ⅲの問題16は【多言語対応とその限界】です。

問1 「外国人に対する言語サービス」に関する日本の現状についての問題です。
1,刑事裁判を受ける場合、法廷通訳は無料です。
2,運転免許試験を受ける場合、試験場によっては外国語でも受験することができます。
3,病院で保険診療を受ける場合、無料で通訳を付けるという制度はありません。
4,日本語を学びたい外国人はだれでも日本語学校へ通うための補助金が支給されるという制度はありません。
よって、正解は2です。


問2 
4,神奈川県川崎市は外国人が多いですが、「日系ブラジル人が集住する地域」ではありません。
中国 、韓国・朝鮮、フィリピン、ベトナム、インド、台湾の順に多いです。
よって、正解は4です。

詳しくは川崎市のウェブサイトをご参照ください。
 

問3「ローマ字」の表記のルールに関する問題です。
ヘボン式日本式訓令式の違いについては、ヒューマンアカデミー著『日本語教育能力検定試験完全攻略ガイド第3版』138頁に記載があります。
正解は3です。


問4 「外国人に限らず、日本人を含めてだれにも分かりやすい」を志向する考え方を選ぶ問題です。
1,グランドデザイン(全体構想)とは、大規模な事業などの、全体にわたる壮大な計画・構想(スーパー大辞林3.0)。
2,ハーモナイゼーションとは、①調和。調整。協調。②国際的に協力し、方法・方式・制度などを同じものにすること(スーパー大辞林3.0)。
3,ノーマライゼーション(ノーマリゼーション)とは、障害者に、すべての人がもつ通常の生活を送る権利を可能な限り保障することを目標に社会福祉をすすめること(スーパー大辞林3.0)。
4,ユニバーサルデザイン(UD)とは、障害の有無に関係なく、すべての人が使いやすいように製品・建物・環境などをデザインすること。1974年、アメリカのメースによって提唱された(スーパー大辞林3.0)。
よって、4が正解です。


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平成25年度日本語教育能力検定試験Ⅲの問題16は【多言語対応とその限界】です。

問5  外国人に限らず、日本人を含めてだれにも分かりやすい言語以外の伝達手段であるピクトグラム(ピクトグラフ)に関する問題です。
ピクトグラム(ピクトグラフ)とは、絵文字、象形文字(スーパー大辞林3.0)です。
よって、4「伝えたい情報を抽象化した絵や記号で表したものである」が正解です。


問6「やさしい日本語」に関して、NHKが2012年に試験的に始めたサービスに関する問題です。
1,NHKは既存のニュースを「やさしい日本語」に置き換えたものを、ウェブサイト上(NEWS WEB EASY)で提供しています。
NEWS WEB EASYは、小学生・中学生の皆さんや、日本に住んでいる外国人のみなさんに、わかりやすいことば でニュースを伝えるウェブサイトです。
よって、正解は1です。
 

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