日本語教育能力検定試験問題の解説

日本語教師になるには過去問です。大学で日本語教育課程を専攻していない人が日本語教師になるには①日本語教師養成講座420時間コース受講か②日本語教育能力検定試験合格です。独学でも日本語教育能力検定試験に合格できます。日本語教育能力検定試験では似た問題が繰り返し出題されるので日本語教師になるには過去問に慣れることが大事です。本ブログではH23以降の日本語教育能力検定試験を分かりやすく解説しました

カテゴリ:平成23年度日本語教育能力検定試験問題の解説 > 試験Ⅲ

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平成23年度日本語教育能力検定試験Ⅲの問題11は【日系ブラジル人の定住者】です。

問1
1990年の出入国管理および難民認定法の改正により「定住者」の在留資格が創設され、日系三世まで就労可能になったことで、日系人の来日が増えました。バブルでした。
よって、正解は4です。


問2 学習ストラテジーのうち、間接ストラテジーに含まれるものを選ぶ問題です。
言語学習ストラテジー
○直接ストラテジー
・記憶ストラテジー
・認知ストラテジー
・補償ストラテジー
○間接ストラテジー
・メタ認知ストラテジー
・情意ストラテジー
・社会的ストラテジー
よって、正解は2の情意ストラテジーです。


問3
ロングさんは、話者同士の意味交渉によるインターアクション(やりとり)が重要というインターアクション仮説を唱えました。
意味交渉は、コミュニケーションが滞ったときに、工夫する対話のこと。相手の不明確で理解できない発言を明確にするよう要求(明確化要求)。相手の発言を自分が正しく理解したか確認(確認チェック)。自分の発言を相手が正しく理解したか確認(理解チェック)。などがあります。

シューマンさんは、学習者が目標言語集団に溶け込みたいという意識が強いほど、言語習得が促進されるといいました。これを文化変容モデル(アカルチュレーション・モデル)といいます。

以上より、正解は4です。
 

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平成23年度日本語教育能力検定試験Ⅲの問題11は【日系ブラジル人の定住者】です。

問4
ガードナーランバートは、第二言語学習の動機づけを、統合的動機づけと道具的動機づけに分けました。
統合的動機づけ…目標言語の社会や文化に溶け込みたい。
道具的動機づけ…地位・名誉・お金欲しい。

内発的動機づけと外発的動機づけに分ける場合もあります。
内発的動機づけ…学習自体が楽しい。
外発的動機づけ…学習をがんばって褒められたい。お金欲しい。

マルシアさんは、「日本人のようになりたくない」と言っているので、統合的動機づけはありません。
よって、正解は4です。


問5
言語適性…外国語を学ぶために必要な能力。 音を認識する能力、語や文の構成を認識する能力、音・語・文を機能的に分析する能力、それらを記憶する能力、など認知的要因にかかわります。
よって、正解は1です。

 

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平成23年度日本語教育能力検定試験Ⅲの問題12は【非言語コミュニケーション】です。

問1
1,シンプトムは、徴候
2,サインランゲージは、手話など音声の代わりに指・腕・身振りを用いること。
3,シンボルは、象徴、記号
4,ソシュールは、人間の知覚できる表象をシニフィアン(能記)と呼び、それの持つ意味を、シニフィエ(所記)と呼びました。 例えば、言語記号のうち、音声はシニフィアン、意味はシニフィエとなります。
言語は記号なので、正解は3です。 


問2
1,パラ言語とは、声の質、話し方、フィラーなど言語の周辺部分のこと。
平成24年度日本語教育能力検定試験Ⅲの解説 問題2の問1もご参照ください。
2,言語コードについては、wikipedia参照
3,フィラーとは、言いよどみ。
4,談話標識とは、会話をスムーズにするために発するフレーズ。
よって、正解は1です。


問3
両手を左右に広げることによって、メッセージの内容を補足し、強調しているので、正解は2です。


問4
親指と人差し指の先を合わせて円を作り、手の平を上にするジェスチャー(エンブレム)は、「お金」を意味しているのだと、日本では言葉なしで分かります。
よって、正解は4です。


問5
高コンテクストと低コンテクストについては、
平成27年度 日本語教育能力検定試験Ⅲの解説 問題4の問5をご確認ください。
低コンテクスト文化では、考えをはっきりと言葉に出して表現することがよいとされています。
高コンテクスト文化では、口は災いの元とされています。
よって、正解は4です。



 

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平成23年度日本語教育能力検定試験Ⅲの問題13は【国語に関する世論調査】です。

問1 情報機器を用いた場合でも、半数以上の人が仮名表記にする事例です。
『平成16年度「国語に関する世論調査」の結果について』に答えがあります。
正解は、1のひんしゅくです。


問2 漢字の書き方を調べる手段です。
『平成18年度「国語に関する世論調査」の結果について』に答えがあります。
正解は、3の携帯電話の漢字変換です。


問3 顔文字・絵文字使用の一般的な傾向です。
1,顔文字は文中よりも文末で用いられるかと思いますです。
2,顔文字の使用を肯定的に受け止めている人は多いと存じます。
3,顔文字の形は国によって違います :)  (^_^)v
4,絵文字は女性のほうが多く使うが、顔文字は男性の方が多く使う……んなこたぁない。
よって、正解は2です。


問4 また出てきましたコンテクスト
声の抑揚や顔の表情は、コンテクスト化の手掛かりとなります。
よって、正解は4です。


問5 よく言われていることですね。
パラ言語(声の抑揚など)や表情が使えないメールでは、顔文字・絵文字が誤解や摩擦の回避に役立ちます。
よって、正解は1です。

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平成23年度日本語教育能力検定試験Ⅲの問題14は【外国人住民への行政情報サービス】です。

問1
情報格差を是正する動きのきっかけとなった出来事は、阪神・淡路大震災の発生なので、正解は2です。


問2
多言語化には限界がある一方で、より多くの外国人住民に緊急時の情報提供を行うために「やさしい日本語」は生まれました。詳しくは、弘前大学人文学部社会言語学研究室のウェブサイトをご参照ください。
よって、正解は1です。


問3
文化庁の日本語に対する在住外国人の意識に関する実態調査によると、
『 読める人の割合が多いのは平仮名,片仮名の順で,それぞれ,84.3%,75.2%となっている。また,ローマ字に関しては,5割強で,それほど多くなく,「漢字が少し読める」人の割合と同程度。』
ということなので、公共表示をローマ字にしても、外国人住民へ情報を行き届かせるための方法とはなりません。
よって、正解は1です。


問4
漢字に振り仮名を降れば、漢字が読めない外国人にも表示が分かります。
よって、正解は2です。


問5
外国人集住都市会議のウェブサイトによると、2010年11月の「おおた宣言」で、国に対し、以下のことを求めています。
1,定住外国人政策・多文化共生政策を積極的に推進するために(仮称)外国人庁を設置すること。
2,日本語の学習機会を保障する制度の導入。
よって、正解は4です。

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