日本語教育能力検定試験問題の解説

日本語教師になるには過去問です。大学で日本語教育課程を専攻していない人が日本語教師になるには①日本語教師養成講座420時間コース受講か②日本語教育能力検定試験合格です。独学でも日本語教育能力検定試験に合格できます。日本語教育能力検定試験では似た問題が繰り返し出題されるので日本語教師になるには過去問に慣れることが大事です。本ブログではH23以降の日本語教育能力検定試験を分かりやすく解説しました

カテゴリ:平成24年度日本語教育能力検定試験問題の解説 > 試験Ⅲ

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平成24年度日本語教育能力検定試験Ⅲの問題11は【カルチャーショック】です。

問1
1,イギリス人がアメリカに行った場合でも、カルチャーショックが生じる可能性はあります。
2,カルチャーショックは、年齢や性別とも関係します。
3,カルチャーショックは、国内でも起きます。
4,カルチャーショックは、自然環境によっても生じます。
よって、正解は3です。

問2
1,そのとおりです。
2,同程度の影響とは限りません。
3,個人的要因より、文化的・社会的要因の影響のほうが大きいとは限りません。場合によります。
4,文化的・社会的要因より、個人的要因の影響のほうが大きいとは限りません。 場合によります。
よって、正解は1です。

問3
1,新しい試みをためらわない人は、異文化にもためらわないので、適応しやすいです。
2,一定の生活習慣パターンを維持しようとする人は、異なるパターン(異文化)に弱いので、不適応になりやすいです。
3,物事に対して即座に反応する人は、異文化にも即座に反応できるので、適応しやすいです。 
4,他人の評価を恐れず自分の考えや気持ちを表現する人は、異文化でも自分を表現できるので、適応しやすいです。
よって、正解は2です。

問4
リスガードは異文化適応の過程を以下のように捉えました。
①ハネムーン期(期待)…全てのものが新しく楽観的に異文化に接する。一週間程度の海外旅行。景色、買い物、食べ物、何もかもが楽しい。
②ショック期(焦燥・孤立感)…新しい文化に敵対心を持ったり、異文化をステレオタイプ的に捉える。
③回復期… 言語や周りの環境に慣れ、徐々に文化変容が見られる。
④安定期(適応)…ストレス、心配がなくなり、新しい習慣を受け入れ、楽しめるようになる。
よって、正解は4です。

問5
1,異文化適応モデルを知っていると、誰もが経験する一時的なものだと楽観的にかまえることができます。
2,カルチャーショックは個人的問題ではありません。誰もが経験しうる問題です。
3,異文化適応モデルを知っているからと言って、ギャップを感じなくなるわけではありません。
4,異文化適応モデルを知っていても、異文化の中ではストレスやプレッシャーを感じることがあります。
よって、正解は1です。
 

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平成24年度日本語教育能力検定試験Ⅲの問題12は【待遇表現】です。

問1
平成23年度日本語教育能力検定試験Ⅰの問題11の問6と同じように、「規範的な立場」から敬語を考える問題です。
「規範的な立場から見て」という言葉がよく分かりませんでしたが、「社会通念上」とか「社会規範的に」という意味でしょうか。
 「ご苦労様」は本来誰にでも使える一般的な言葉であり(目上から目下へは「様」をつけず「ご苦労」と言っていた)、「ございました」という敬語もつけているので、敬語の形自体は問題ありません。しかし現在では、「ご苦労様」という言葉を目上の人に使うのは失礼であると言うのが、定説になってきています。
よって、正解は1です。


問2
1,スモール・トークとは、雑談のことです。

2,最小対(ミニマル・ペア)とは、酒/sake/と竹/takeのように、1カ所の音素の違いによって意味の区別がある語のペアのことです。

3,隣接ペア(adjacency pair)とは、連続して起こる発話のやりとりの最小単位のことです。
例…「おはよう」—「あ、おはよう」
  「今何時?」—「八時だよ」

4,ターン・テイキング(話者交替)とは、二者が交互に話すことです。

よって、正解は3です。


問3
丁寧な言葉はモーラ数が長いので、正解は2です。1と2は丁寧ではありませんし、4は丁寧と関係がありません。


問4
交感とは、互いに感じ合うこと、心が通じ合うことです。
あいさつには、交感的な機能があります。
よって、正解は4です。


問5
1,レベルに関係なく挨拶は重要です。
2,文化の強要はいけません。
3,そのとおりです。
4,非言語による挨拶は個人差がありますが、非言語による挨拶も重要であることには変わりありません。
よって、正解は3です。


 

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平成24年度日本語教育能力検定試験Ⅲの問題13は【方言】です。

問1
各選択肢のうち、もっとも共通語を使う可能性が高いのは、就職活動の面接で質問に答えるときです。
よって、正解は3です。


問2
地方出身の人は自分の経験を、東京出身の人は地方出身の知人のことを、思い出してみれば分かります。
語彙や文法を共通語にするのは簡単ですが、音声・アクセントはつい方言が出てしまいます。
よって、正解は1です。


問3
1,昔からある方言のイメージです。
2,「丁寧」なイメージはないと思います。
3,これまでにはなかった方言のイメージです。
4,方言に都会的なイメージはないでしょう。
よって、正解は3です。


問4
1,方言を聞き取ることができれば、使用は不可欠ではありません。方言しか話さない農村地域の人であっても、共通語を理解できるので、共通語を話せばいいのです。
2,そのとおりです。
3,決めつけないでください。
4,決めつけないでください。
よって、正解は2です。


問5
関西を思い出せば簡単に解ける問題です。関西の若者は関西弁を使います。
よって、2が正解です。

 

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平成24年度日本語教育能力検定試験Ⅲの問題14は【中国帰国者】です。

問1 
中国からの帰国者(中国帰国者)とは、戦争で両親と生死別して取り残され中国人に育てられた中国残留孤児、家族と生死別し中国人の妻となった中国残留婦人、及びそれらの家族のこと。日本語が読めない高齢者が多いです。
よって、正解は1です。 


問2
中国帰国者定着促進センターでは、帰国者の言語行動の調査を行い、その結果に基づいて、『中国からの帰国者のための生活日本語』を作成しました。
よって、正解は2です。


問3
中国帰国者定着センターのホームページに、具体的な内容が載っています。 

日常生活に不可欠な行動達成力の養成とは、
交通、消費生活、健康、銀行、PC等情報通信、仕事、学校、防災等。
テレビニュースを理解し、重要な点を書き出すのはどれにも当てはまらなそうです。 

よって、正解は4です。


問4
上記ホームページによると、

日本の社会や暮らし、帰国者事情に関する基本的な知識の習得とは、
地理、戦前戦後史、政治・経済、教育、冠婚葬祭、年中行事、異文化適応等。
芸術文化はありません。
よって、正解は1です。


問5 

ダブル・リミテッドとは、二つの言語のいずれも、その年齢に相応の能力がついていないことです。
よって、正解は4です。



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平成24年度日本語教育能力検定試験Ⅲの問題15は【日本語指導が必要な外国人児童生徒】です。

問1
 「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査(平成 26 年度)」の結果についてによると、
「日本語指導が必要な児童生徒」とは、
「日本語で日常会話が十分にできない児童生徒」及び「日常会話ができても、学年相当の学習言語が不足し、学習活動への参加に支障が生じており、日本語指導が必要な児童生徒」です。
よって、正解は3です。


問2 
1,補習校とは、 普段の学校教育ではカバーしきれない内容を、特定の日に補習授業として行う学校。
2,センター校方式とは、特定の学校に日本語学校を設け、近隣の学校からそこに通う方式。
  拠点校方式とは、日本語指導が必要な児童生徒を特定の学校に集中して在籍させる方式。
3,イマージョンスクールとは、一般教科を外国語で学ぶ学校。
4,マグネットスクールとは、魅力的なカリキュラムを持つため広範囲から児童生徒を引きつける磁石(マグネット)のような学校。
よって、正解は2です。


問3
平成26年5月1日の文部科学省調査によると、
ポルトガル語 8,340人(28.6%)
中国語      6,410人(22.0%)
フィリピノ語 5,153人(17.6%)
スペイン語       3,576人(12.2%)
ベトナム語  1,215人
英語        777人
韓国・朝鮮語       614人
の順番です。
よって、正解は3です。


問4
母語とは、最も頻繁に使う語で、最も熟知している語で、他人によって母語だと見なされている語だと定義しています。
よって、正解は2です。


問5
カナダが母語継承教育を始めたのは、移住者の言語文化を言語資源・社会経済的資源と考え、グローバル人材作りに役立てるためです。
よって、正解は1です。 

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