どこよりも早い解答速報
平成28年度日本語教育能力検定試験Ⅰの問題4は、【コミュニケーション能力の育成を重視した教授理念】です。


問1「コミュニカティブ・アプローチ」の背景となる考え方を選ぶ問題です。

1,学習の初期段階では理解優先とし、目標言語で発言することへの心理的圧迫を避ける。→「理解優先」とくれば「コンプリヘンション・アプローチ」ではないでしょうか。詳しくは、平成26年度 日本語教育能力検定試験Ⅰの解説 問題4の問1をご参照されたい。

2,目標言語の音声や文法を習慣づけることで、母語の干渉をなくすことができる→「習慣」「母語の干渉」というキーワードからして、オーディオ・リンガルメソッドでしょうか。

3,言語学習は単なる習慣形成ではなく、学習者自らが帰納的に文法規則を見つけるものである。→学習者のアウェアネス(気づき)なしに真の習得は起こらないとするサイレント・ウェイでしょうか?

4,会話の中で意味交渉が生じることによって、言語習得が促進される。→実際のコミュニケーションを重視し、意思疎通ができるようになることを目的としたコミュニカティブ・アプローチでしょうか。

以上より、正解は4と思料します。


問2 現実のコミュニケーション場面に基づいた教材を使用し、実践的な言語活動を行う際に、必要とされる条件を選ぶ問題です。
現実のコミュニケーションといえば、
①インフォメーション・ギャップ(情報差)
②チョイス(選択権)
③フィードバック(反応)
の3点です。
詳しくは、ヒューマンアカデミー著『日本語教育能力検定試験完全攻略ガイド第3版』169頁。

1,対話の相手から否定証拠が与えられること→③フィードバック
2,発話者に情報の選択権があること→②チョイス
3,対話者間に情報の格差があること→①インフォメーション・ギャップ
4,対話者間のやり取りに真正性があること→何のことなのかよく分かりません。

よって、正解は4であると思料します。

追記)
コメントいただいたとおり、正解は1に訂正します。


問3「タスク中心の教授法」に基づく学習活動として不適当なものを選ぶ問題です。
4,パターン・プラクティスといえば、オーディオリンガル・メソッドじゃないですかー。
よって、4が正解であると思料します。 

追記 2017/1/21
 解説を新たに書きましたので下記のブログもご参照ください。

kyujin.nihongokyouiku.net


 

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