日本語教育能力検定試験Ⅲ 記述問題の書き方その3は【反対意見の根拠に配慮する】です。

自説とその理由付けを簡潔に書いたら、次は、反対説へ配慮しましょう。
自分が柔軟で心の広い人間であることを採点者にアピールするのです。

例によって、平成27年度日本語教育能力検定試験Ⅲの問題17(記述式問題)で具体的に説明します。
前回までの記述式問題対策で、

『私は今後もこのクラスでの活動にディベートを取り入れたい。論理的思考能力を高めるにはディベートが必要だと考えるからだ。』

まで書けました。
次に、反対説を書くのですが、
この問題では何が反対説になるでしょうか?



答えを考えた後、続きをお読みください。

記述問題対策第2条【問題文の言葉をなるべく使う】に従って、問題文を見てみると、

ある学習者が「自分の考えとは違う立場で意見を述べるのは精神的に苦痛である。どうしてこのような活動をするのか」と言ってきました。

というディベートに対する反対意見を発見しました。
これを使います。

『私は今後もこのクラスでの活動にディベートを取り入れたい。論理的思考能力を高めるにはディベートが必要だと考えるからだ。
 確かに、自分の考えとは違う立場で意見を述べるのは、精神的に苦痛かもしれない。』
太字部分が問題文の言葉を使っています。

これで、反対意見に配慮して、心の広い人間であることを採点者にアピールできました。
しかし、記述問題対策第3条には【反対意見の根拠に配慮する】と書きました。
そこには理由があるのですが、第4条【問題文の言葉を解釈する】とも関わってくるところなので、次の更新でまとめて書きます。

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