平成26年度日本語教育能力検定試験Ⅰの問題8は【インターアクション】です。

問4
意味交渉とは、コミュニケーションが滞ったときに、通じるよう工夫する対話のこと。明確化要求理解チェック確認チェックなどがある。
明確化要求とは、相手の発言が不明確なとき明確にするよう要求。
理解チェックとは、相手の発言を自分が正しく理解しているか確認。
確認チェックとは、自分の発言を空いてが正しく理解した確認

選択肢3のように、詳細な関連情報を求めることは、コミュニケーションが滞ったときの工夫とはいえませんので、意味交渉にあたりません。
よって、3が正解です。


問5
フィードバックとは、他者の行動に対する何らかの反応。
訂正フィードバックとは、誤りを訂正するフィードバック。
肯定証拠(positive evidence)とは、文法的に何が可能かという情報。
否定証拠(negative evidence)とは、文法的に何が不可能かという情報。
中間言語(Interlanguage)とは、母語でも目標言語でもない、発達途上の言語体系。学習者言語(Learner language)ともいう。
 
1,訂正フィードバックによる否定証拠は母語習得でも役割を果たします。
2,インプットでは全ての誤りは分からないので、訂正フィードバックにより、 インプットでは得られなかった否定証拠を得ることができます。
3,訂正フィードバックは、誤りを正しくしますので、肯定証拠も得られます。
4,中間言語は発達している段階であり、訂正フィードバック以外でも言語能力は発達しますので、訂正フィードバックにによる否定証拠がなくても、中間言語の再構築は起こりえます。


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