平成26年度日本語教育能力検定試験Ⅰの問題3のBは【「はい」の機能】です。

(6)
「応答表現」といえば平成27年度日本語教育能力検定試験Ⅲの問題4にも出てきた「隣接ペア」が思い浮かびます。
1,3,4は相手に応答した表現ではありません。自分の気持を表した表現です。
2は、相手に同意しているので、応答した表現です。
よって、2が正解です。


(7)
具体的に検討します。
1,イ形容詞述語による真偽疑問文
例…世界で一番美しいですか? はい、そうです。☓→はい、世界で一番美しいです。○
2,ナ形容詞述語による真偽疑問文
例…このドレスは素敵ですか? はい、そうです。☓→はい、素敵です。○
3,動詞述語による真偽不明文
例…私のこと好きですか? はい、そうです。☓→はい、好きです。○
4,名詞述語による真偽疑問文
例…あなたは私の夫ですか? はい、そうです。○
よって、4が正解です。


(8)
人にハサミを渡すときに「はい」と言うことで、相手に受け取る動作を促します。これが動作発動の表現です。
各選択肢の言葉を声に出したとき、相手に動作を促すか考えてみます。
4、そら→ボールを投げる場面が思い浮かびます。「そら」と言うことで、今から投げるから受け取れよ、という合図になります。
よって、4が正解です。


(9)
会話中に、相手が「分かりました」「分かりました」と相槌で挟んできたら、「なんだこの人は。私の話を聞きたくないのかな」と思います。
よって、1が正解です。


(10)
大勢の聞き手が相づちをしたらすごいことになりそうですね。例えば講義で先生が話しているときに、「はい」「へえ」「そうなんだ」「なるほど」などと生徒が一斉に相づちしたら変です。一方で、マンツーマンのレッスンならば、生徒が相づちを打ってもおかしくありません。
よって、3が正解です。


 

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