平成27年度日本語教育能力検定試験Ⅲの問題6は【国内の大学進学予備教育で行った論証型レポート作成の授業】です。
 
問1
多数派の主張でなければならないという決まりはありませんので、正解は3です。


問2
日本語文章指導に使用される「中心文」という用語の持つ問題点』 によると、中心文支持文の前に来ることもあれば、後に来ることもあります。
よって、正解は2です。


問3 「ピアで検討」の活動を開始する前に、教師が読み手側の学習者に与えるアドバイスを選ぶもんだいです。
【ピア・ラーニング活動を行う際のねらい】については、平成23年度日本語教育能力検定試験Ⅰの問題5問3で問われていますので、そちらもご確認ください。

2,読み手が理解した内容を自分の言葉で伝えることで、 書き手は自らの意図が正しく伝わっているか知ることができ、本文の推敲に役立ちます。
よって、正解は2です。


問4
1,「企業の定年延長」というテーマは明示されています。
2,「高齢者に働く機会を与えれば、労働力が増えるのではないか。医療技術の発達のために現在の70歳は健康なはずだ」と主張の根拠は示されています。
3,「こうした〜では」「そこで」「このような問題意識に基づき」など、文と文のつながりは分かりやすくなっています。
4,「こうした超高齢化社会では、労働者人口が減ってしまい、日本の経済に深刻な影響を与える。そこで、現在の企業の定年60歳を70歳に延ばす。」
は事実ではなく書き手の意見なので、そうと分かるように、
「 こうした超高齢化社会では、労働者人口が減ってしまい、日本の経済に深刻な影響を与える可能性がある。 そこで、現在の企業の定年60歳を70歳に延ばしてはどうだろうか。」
などと、修正すべきです。
よって、正解は4です。 


問5
2「65歳以上の人口の男女別推移」3「15歳以上の産業別労働者人口の推移」4「15歳から60歳までの男女が負担した医療費の増加率」は、「経済活動を活発にするために、企業の定年延長をする」という書き手の主張とは関係なく、支持するデータになりません。
一方、1「働く意欲のある60歳以上の人口の増加率」というデータによって、「働く意欲のある60歳以上の人口は増加しているので、定年を延長すべきだ」と言え、書き手の主張を支持するデータになります。
よって、正解は1です。 

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