平成28年度日本語教育能力検定試験Ⅱの問題4は【発話の特徴や問題点】です。

1番
問1 
僕が質問するの?
音の高さって?
日本語のアクセントのこと授業で習ったの?
日本人大学生は様々な問いかけをしていますが、この留学生はことごとくスルーしています。
よって、答えはbです。

問2
留学生の「質問をもらってもいいですか」という意味の分からない言葉に対し、
日本人大学生は「僕が質問するの?」と確認しています。
また、留学生の「日本語のアクセントは音の高さによって変わりますね」という言葉に対し、
「音の高さって?」と確認しています。
よって、相手の発話内容や意図の明確化を要求しているといえるので、答えはbです。


2番
問1
この学習者は「晩ご飯」を「晩の食事」という意味であると理解していません。
よって、答えはdです。

問2
a、この教師は、リンさんが「ご飯」という言葉をriceの意味に誤用していることを明示していません。

b、この教師は、「リンさん、よくできました」と学習者の応答を評価しています。

c、この教師は「みなさん、30分は半とおなじでしたね」とクラス中で学習者の発話中の語を確認しています。

d、この教師は、様々な質問によって学習者の発話を引き出しています。

よって、答えはaです。


3番
問1
a、「行ったんだ」「そしたら」「きづかれちゃって」「きまずくなっちゃったんだ」など縮約形を多用しています。

b、「それで~」「そしたら~」「そこのスタッフが~」「気づかれちゃって~」句末の引き伸ばしをしています。

c、アクセントの平板化はしていません。なお、アクセントの平板化については、平成25年度日本語教育能力検定試験Ⅱの解説 問題4の3番をご参照ください。

d、「鎌倉(に)行った」「店(に)入った」助詞を省略しています。

よって、答えはcです。

問2
「昨日、鎌倉行ったんだ」という日本人大学生の発話を「昨日、鎌倉行ったんだ?」という質問と誤解したり、「ビックリした~」という発話を「ビックリした?」という質問と誤解したのは、文末イントネーションによって意味が変わることを理解していなかったからです。
よって、答えはdです。

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